経済産業省の 令和3年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業」 のZEBプランナーに登録されました。
ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業
同事業は、 ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の構成要素となる、高性能建材や高性能設備機器等の導入に際して、その情報の提供に同意する事業者に対し、費用の一部を補助する事業です。
ZEBとは
快適な室内環境を保ちながら、高断熱化・日射遮蔽、自然エネルギー利?、高効率設備により、できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、年間で消費する建築物のエネルギー量が?幅に削減されている建築物のことを指します。
出典:ZEB 設計ガイドライン |
出典:環境省 ZEB PORTAL |
ZEBプランナーとは
ZEBや省エネ建築物を設計するための技術や設計知見を活用して、一般に向けて広くZEB実現に向けた相談窓口を有し、業務支援(建築設計、設備設計、設計施工、省エネ設計、コンサルティング等)を行う事業者を指します。
出典:一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)ホームページ |
ZEBのメリット
① | 光熱費の削減 | 建物の高断熱化・設備機器の高効率化によるエネルギー消費量の削減に併せて、建物・事業の運用に係る光熱費を削減することができます。 |
② | 様々な価値(不動産価値、企業価値、知的生産性など)の向上 | 近年、SDGs※1やESG投資※2といった環境配慮行動に対して評価を行う機運が高まっていることため、環境・エネルギーに配慮した建物は、他の一般的な建築物と比較し不動産としての価値の向上、街としての魅力の向上などにつなげることができます。 |
③ | 事業・生活・地域の継続性の向上 | ZEBを実現することで、災害等の非常時において必要なエネルギー需要を削減することができ、さらに再生可能エネルギー等の活用により、部分的ではあってもエネルギーの自立を図ることができます。 |
④ | 環境への取組み、参加意識の向上 | エネルギーの見える化により、環境や省エネルギー意識の啓発を図り、省エネ運用の改善効果が期待できます。また、環境問題の解決へ取組む企業としてのブランドイメージが向上するメリットもあります。 |
⑤ | 健康・快適性・生産性の向上 | 自然エネルギーの適切な活用、用途に配慮した空調や照明の制御などにより、省エネルギーを実現しつつ快適性・生産性を向上させることができます。 |
※1 Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略語。2015年「国連持続可能な開発サミット」で採択され、17の目標と169のターゲットからなり、2030年までに達成することを掲げた目標のこと。 ※2 投資の意思決定において従来型の財務情報だけを重視するだけでなく、ESG(環境 Environment・社会 Social・ガバナンス Governance)も考慮に入れ、企業への投資を判断する手法。 |
出典・参考:ZEB 設計ガイドライン、外務省 他 |
お問い合わせ先
株式会社サンワコン 計測・補償事業部 補償建築部 TEL 0776-32-6179 開発推進事業部 エネルギー開発部 TEL 0776-32-6163 |